3人目の出産への葛藤。ワーママの悩み。

3人子どもを持つことへの不安。

結婚前には3人子どもを産むことを理想としていた。
私自身も3人兄弟だったので、3人いた方が楽しいなとう気持ちがしていた。
しかし、現実はワーママとして毎日過ごすのは色々としんどいことが多く、
子どもは可愛い!が、
また妊娠から始めて、出産、新生児との眠れない日々などを想像すると
その大変な経験から、迷いが起こっていた。
また、仕事についても、育休を取ることになると、自分のキャリアプランやスキルは、
このまま停滞してしまうのだろうかと悩んでしまう。

3人産みたいと言う気持ちは、
子育てを経験しているうちに、
これ以上、子どもはいらない、2人で良いんだ・・
と言う気持ちへ変わっていた。
ただ、その気持ちは意思というよりも現実を考えれば、そのほうが良いだろうという気持ちであった。

3人目の子どもを持つことへの気持ちの変化

しかし、ある出来事で気持ちが変わることとなった。

次女が年小さんになった頃、
周りの友達に妹や弟ができたという話や、生まれ報告などを子どもから聞くようになった。
兄弟・姉妹が出来たと誇らしげに語る友達の姿に、感化されたのか、

「私、おねさんになりたい。まま赤ちゃんうまらせて(うんでの意味)」

を毎日伝えてくれるようになった。

最初のうちは、無理だなーなどと返していたが、
何ヶ月も同じことを言ってくるようになった。

そして、夏になり、お祭りに行った時のこと。
私の友人が娘たちを神社の屋台を見に、連れて出してくれた。
神社から帰ってきた次女がキラキラした目で、さっきまでの出来事を教えてくれた。

「まま、私、お願いしてきたから。赤ちゃんうまらすよ!(うめるよ?)」

友人に聞くと、次女は神社で
ままのお腹に赤ちゃんがくるようにとお参りをしていたとのこと。
神様にお願いしたから、もう大丈夫と思っているようだ。
その時の顔を今でも忘れない。
毎日のように伝えていた、自分の思いがもうすぐ叶うのだという
安心したような、誇らしげな顔であった。

夫婦での話し合いから、自分の気持ちを整理

そんな出来事があったので、その夜は夫婦で相談した。
夫は、男の子が産まれたら嬉しいし、
女の子でも可愛いから、3人目も考えても良いのでは?
という回答であった。

私は、私に降りかかる全ての育児がネックで決めかねていたが、
次女の数ヶ月に渡る強い懇願と神様への祈りを信じている姿が私の心を動かした。
子どもの為にという気持ちもあったが、結局は自分が望んでいたのだと思う。
その踏ん切りが自らでは出来なかったのだと後になって思う。

そして、1年だけ頑張って、出来なかったら諦めよう。
私は経験上、知っている。自分が妊娠確認できるまでに、一喜一憂して
メンタルがかなりおかしくなることを。
次女の妊娠は順調に進まず、何度も悲しい思いをしたので、
頑張る期間を決めた。

予想外にすぐにわかった妊娠

そして、翌月から子作りを始めた。
驚くことに、その翌月には妊娠していた。
本当に驚いた。強い祈りが妊娠を叶えたのかもしれない。

前回の妊娠と比較して違う点は、
ピルを飲んでいたこと。
なので、生理周期が定期的であった。
また、定期的に婦人科で検診を受けていたので、
子宮内が良い状態に保たれていたと思う。
専門家ではないので、確かなことは言えないが、その点が大きく違う点であったと思う。

とは言え、予想外に早い妊娠に戸惑ったが、産むと決めていたので
これから待ち受ける体調不良に覚悟を決めて
この妊娠期間を頑張るしかないと思った。
それと同時に、働き方を考えるきっかけになった。
働き方を考えるというよりは、自分の気持ちをきちんと理解することに重きをおいた。

今後の働き方と自分について深く考えた

今のままでは、仕事も子育ても楽しめないと感じていた。
子育てにおいて、楽しめないというのは、1番ストレスに感じることだからだ。

なので、一旦仕事はやめて、自分のライフスタイルに合う働き方をしようと決めた。

3人目の子どもが出来て気づいたことは、
目の前のタスクにとらわれ過ぎて、自分の感情を見失っていたと思う。
大変だろうなとか、出来ないとか、
できる方法を考えず、また、その後に起きるメリットも考えず。
もっと、長い時間を視野に入れればもっと考える幅も広がるのだ。
そんなことはわかっていたはずだったが。。

3人目の子ども。願っていた、男の子を妊娠できた。
大変なことももちろん多いけど、
家族が増えることで新たな楽しみも生まれることを改めて感じられた。

3人目の子どもを持つことに悩んでいる人。
本当によくわかる。でも、長いスパンで考えると子どもの成長で得られる経験は
今思う苦労よりも多いかもしれないと思っている。